「ソフトバンク」から「LINEモバイル」へ乗り換え(MNP)しましたので、その感想や方法をご紹介します。
※この記事の内容は古いままですのでご注意ください。この記事にあるプラン・特典は終了しています。
もくじ
一日でも早く乗り換えるべき
私の場合は、月々6,000円ほど安くなりました。
LINEモバイルに換えて私の場合は、月々6,000円ほど安くなりました。月々6,000円てやばくないですか?ウェーイって焼肉行くっしょ?いわゆる「3大キャリア」と呼ばれている携帯電話会社で契約されている方は、格安SIMにMNPすれば安くなるか、ぜひ一度計算してみてください。お得なら、一日でも早くするべきです。
実は私は、割りと悪いタイミングでMNPしました(涙)。
まず、スマホが壊れたので新たにSIMフリーのスマホを購入しました(バックアップはマメにしましょう。涙)。さらに、更新月が過ぎたばかりだったため、鬼のような「解除料」も払いました(涙)。
しかし、月々6,000円安くなる恩恵があれば、早い方がいいと決心し乗り換えました。私がソフトバンクを利用していた時は、月々約8,000円~9,000円の請求でした。今は、月々1,827円(税込)です。今まではホント何だったんだ。
下記は「ソフトバンク時代」の料金と「LINEモバイルに乗り換えた後」の料金です。
「ソフトバンク利用時」の料金
「LINEモバイル乗り換え後(現在)」の料金
激安です。
「LINEモバイル」の特徴
基本使用料が安い
LINEがデータ消費ゼロで月額500円~!
一番安い「LINEフリープラン」なら「月額500円」で使用できます。お子様に持たせてもいいかもですね。
「docomoの回線」を利用していますので、エリアもdocomoと同じですし、通信速度も安定していて不自由を感じたことはありません。今までと同じような条件のまま、破格の安さで利用できます。
データ通信量カウントフリー
プランは大きく「3つ」に別れていて、それぞれ特定のSNSを「データ消費ゼロ」で使用できます。
下記がプランごとに「カウントフリー」となるSNSの種類です。
- 「LINEフリープラン」:「LINE」
- 「コミュニケーションフリープラン」:「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」
- 「MUSIC+プラン」:「LINE MUSIC」「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」
もし容量を使い切り速度制限がかかっても、カウントフリーのおかげで上記のSNSが高速通信可能なので、他社に比べて苦労や周りに迷惑をかけることが無いです。
※「MUSIC+プラン」でもLINE MUSICの月額料が無料になる訳ではございません。割引はあります。
通信速度制限がかかったとしても、カウントフリー対象サービスであれば制限がかからず、ずっと高速通信で利用することが可能です。
「LINEモバイル」のメリット
メリットをいくつかご紹介します。
- 安いし、速度も安定しています。
「データ通信3GB+音声」で「1,690円/月(税別)」です。都心の「通勤ラッシュ&帰宅ラッシュ時」で問題なくサクサク利用できました。電波は「docomo回線」ですのでエリアも広いです。
・LINEモバイル プラン・価格表 - 「コミュニケーションフリー」がお得。
「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」を「公式アプリ」で利用した場合は「データ消費ゼロ」で利用可能。「LINE」の無料通話もOKで、速度制限を気にせず使えます。太っ腹です。(※LINEのNEWSタブで、元ページを見ずに閲覧するのはOKですが「単体アプリのLINE NEWS」や「LINEゲーム」などは、カウントされますのでご注意ください。)
・カウントフリー機能に係る説明書 - 月額880円(税別)を追加すれば、10分通話し放題も可能。
・いつでも電話:LINEモバイルの通話料節約アプリ - LINEモバイル - 「基本使用料」が「初月無料!」
乗り換えた初月は基本使用料無料ですので、月初めでも日割りとか気にせず乗り換えできます。
・月額基本利用料は初月無料! 初期費用について : LINE MOBILE 公式ブログ - 今ならキャンペーン中
- 月々「LINEポイント」が貯まる。
月額基本使用料の1%が「LINEポイント」としてもらえます。「LINEポイント」はお買い物に利用できる「LINE Pay」へ「1ポイント=1円」で変換できます。(変換せずに「LINE STORE」でスタンプなどを購入することも可能です。)「LINEポイント」は、最後の取得から180日で消滅しますが、下記のように定期的に獲得できるようになるので消滅の心配も無くなり安心です。
LINEPayカードで支払えば、更に2%のLINEポイントがもらえます。
(つまり、合計3%のLINEポイントがもらえるようになります。)
※「LINE Pay」とは別に「LINE Pay カード」というものがります。クレジット機能は無く「入会金・年会費」も「無料」のお財布カードです。そこにチャージすれば世界のJCB加盟店でJCBカードとして利用できます。(海外利用の場合は本人確認済みカードのみ)ネットショップでもJCBカードとして利用できます。LINE Payカードは、使えば100円につき2ポイント貯まります。すげーな。
追記(2017-08-19):LINEPayカードの詳しい記事書きました。>>お支払は「LINE Pay カード」がマジでおすすめです。 | やってみたログ - 「LINEのトーク」で質問できる。
「LINEモバイル カスタマーセンター」への問い合わせが「LINEのトーク」でできます。入力待ちの時間はありますが、電話のようにガイダンスでたらい回しにされることはなく、結構すぐ返答してくれるので地味に便利です。 - データプレゼントができる。
「LINEモバイル」の利用者同士なら、データ通信量を贈りあえます。分け合おうぜ!(データプレゼントとは何ですか? - LINEモバイル) - LINE MUSIC(ラインミュージック)がお得に
「プレミアムプラン」が月額750円(税別)で利用可能に。同時申し込み特典でさらにお得に!
・LINE MUSICオプション | オプション・料金 | LINEモバイル
・LINE MUSICのプレミアムプラン(学割価格)が480円で楽しめるようになりました! : LINE MUSIC MAGAZINE - (追記:2017-09-07)2回線目以降の新規事務手数料が最大無料!
2台持ちや家族の回線追加を「マイページ」から行なえば新規事務手数料が最大無料に!
>>2回線目以降の事務手数料が最大無料! 家族でのご利用でお得に。 : LINE MOBILE 公式ブログ
乗り換える前に
乗り換えるとする人
下記の方は向いてないと思います。
- 通話(携帯番号での発信)が多く、一回「10分以上」の通話が多い方
普段からLINEで通話している方は問題ないです。 - どうしてもキャリアメール(xxx@docomo.ne.jpなど)を使用したい方。
格安SIMはメールアドレスは付与されないので「LINE」や「Gmail」などを使用しましょう。 - スマホの使い方などをお店によく聞きに行く方
店舗が無い為。当日受取の窓口(一部のヨドバシ&ビックさん)なら多少教えてくれる可能性はあります。カスタマーセンターへ、LINEや電話での問い合わせは可能です。
通話は「LINE」などの通話アプリで行う方は「問題ない」のでソッコー乗り換えましょう。私の親もスマホにしてくれたので、緊急電話や企業、お店などに問い合わせる時以外は、番号で発信することは無いです。そして番号での発信の際は、できるだけ「LINEアウト」や「050」のアプリで安く発信しています。後ほどご説明します。
「LINEモバイル」以外で迷ったキャリア
ご自身にあった会社に乗り換えるべきですので「LINEモバイル」以外のオススメキャリアをご紹介します。それは「楽天モバイル」と「Y!mobile(ワイモバイル)」です。
環境により仕様がなく「番号宛の通話」が必要な方へは「おすすめなキャリア」です。
(※2017年6月より、LINEモバイルでも月額880円(税別)の「10分」通話し放題は追加可能です。)
楽天モバイル
かけ放題や5分通話無料など「通話する方」でも乗り換えやすい。電波は「docomo回線」です。
楽天市場で利用できる楽天スーパーポイントがたまる&利用できる。店舗も割りと多い。ただ、コミコミプランが安いのは1年目だけです。2年目以降の値段に注意してください。
Y!mobile
スーパーだれとでも定額や10分通話無料のプランあり。「通話する方」でも乗り換えやすい。ソフトバンク系列。電波は「自社回線(一部を除く)」です。他の格安SIMと違って、回線を「又借り」しているわけではなく、自社回線なのでかなり安定している。店舗も多く今までの携帯キャリアのような感覚なのに安いので乗り換えやすい。しかし、基本使用料が安いのはキャンペーン期間中のみで安いのは1年目だけです。2年目以降の値段に注意してください。ソフトバンクからの乗り換えは一部キャンペーン対象外。ソフトバンクのスマホであっても、SIMロック解除が必要。
MNPにかかった費用
下記は、私が乗り換えた場合です。
- ソフトバンク2年契約解除料:9,500円(税別)
- ソフトバンクMNP転出手数料:3.000円(税別)
- SIMフリースマホ(iPhoneSE):55,800円(税別)
- LINEモバイル新規手数料(エントリーパッケージ):990円(税込)
合計(税込):約75,000円(ほぼiPhoneのせい)
高けぇ!でも乗り換えると、私の場合、月々6,000円安くなるので、75,000÷6,000円=最短「約1年」で元が取れる。(もし端末が壊れてなければもっと余裕だったのに。。)
「端末代」を支払い中の方は「シムフリー化」して乗り換えましょう。シムフリー化できる方は、私よりも安く乗り換えられる可能性が高いです。端末割引が無くなろうが、トータルで見れば安くなる方がいいです。
「解除料のかからない方」や「既にスマホをお持ちの方」は、すぐ乗り換えるべきです。「LINEモバイル」は初月基本使用料:無料ですし。ソッコーで元がとれますので是非検討してください。
その他の注意事項
事前にご確認ください。
- 「音声SIM」の場合、最低利用期間があり「契約の翌月」から1年以内の解約は9,800円(税抜)の解除料がかかります。ただ、自動更新は無いし、長くても1年1ヶ月だけです。大手キャリアの鬼のような2年自動更新に比べたらかなり優しいです。(データSIMの場合はいつでも解除料無料です。)
- 申し込みの際「SIMカード」のサイズ選択を間違えないようにしましょう。(動作確認済み端末 - LINEモバイル)
- 「音声SIM」「データSIM」の切り替えは後からできません。解約して新たに申し込む必要があります。間違えないようにしましょう。
- 支払い方法は「クレジットカード」「LINE pay」「LINE pay カード」のみです。(※LINEPay、LINEPayカードでオートチャージ設定にすれば口座振替の様に使用できます。)
- 料金は「末締め」で「翌月の5日頃」の請求です。通話料に関してはなぜか「翌々月」の請求になります。
- 請求書の発行はできませんが「マイページで確認」できます。(例えば「1月使用分」は「2月のお支払い金額」の項目で確認できます。)
一部の格安SIMなどのキャリアから「MNPの転入」ができない場合があるなど「その他注意事項や疑問」は、下記でご確認ください。
・よくある質問・ヘルプ - LINEモバイル
乗り換える方法
申し込み方法は、以下の通りです。
「SIMフリーのスマホ」or「docomoのスマホ(動作確認済み端末 - LINEモバイル)」の使用が可能です。また現在は、その他キャリアのスマホであっても、シムロック解除できる機種が大半のはずです。もちろんLINEモバイルでも本体を同時に購入することは可能です。
現在の端末が使用できない場合は、同時購入or通販などで端末を用意してください。
Huawei 5.2型 P10 lite SIMフリースマートフォン サファイアブルー 【日本正規代理店品】 P10 lite/WAS-LX2J/Sapphire Blue
それではご案内いたします。
- 「エントリーパッケージ」を申し込む
(数日でポストに「エントリーコード」が記載されたカードが、封筒で届きます。)
初めての場合は必ず「エントリーパッケージ」経由で申し込んでください。「エントリーパッケージ」は、990円(税込)ですが、新規手数料3000円(税別)が、免除されます。つまり「2,250円 (69%)」お得です!ただし「音声通話SIM」or「データSIM(SMS付き)」を間違えないようにしてください。データ(SMS無し)用はありません。MNPの場合は「音声通話SIM」です。
※2台目以降はマイメニューから申し込んだ方が安い場合があります。>>複数回線契約割引 - 旧キャリアで「MNP転出番号」を取得する。
有効期限は約二週間。乗り換えたい日に有効期限が切れないあたりで取得しましょう。
- 「エントリーコード&キャンペーンコード」を利用して「LINEモバイル」へMNPする。
LINEモバイルへネットから申し込みます。(使用できるスマホがなければ、この際に同時購入することも可能です。)カメラで撮影した本人確認書類をアップロードし、エントリーコードなど必要事項を入力し申し込みを完了させます。
「キャンペーンコード」を入力すればキャッシュバックしてくれるキャンペーンもありますので、そちらも必ず申し込んでください。>>キャンペーン : LINE MOBILE 公式ブログ
- 数日で「SIMカード」が届きます。
届いたら、MNP開通センターへ電話すれば「2時間後くらい」で切り替わります。もし電話しなくても2週間ほどで自動的に切り替わります。LINEモバイルMNP開通センター:0120-889-279(10:00~19:00 年中無休) - 「LINEモバイル」の「SIMカード」に差し替えて電波の設定をします。
「SIMカードをとりだすピン」を用意しておきましょう。針金のクリップでも代用可能。あとは、説明書を見て設定してください。上記写真のような説明書が同時に届きます。設定といってもiPhoneの場合は「QRコード」を読んで設定ファイルをインストールするだけでした。(iPhoneの場合、この時に「Wi-Fi」を利用する必要があります。自宅になければWi-Fiのあるところに出向く必要があります。Androidの場合は手入力なので不要です。)詳しくは下記のリンクでご確認ください。
以上です。
電波が切り替わったら旧キャリアは自動的に解約になります。格安SIMライフのスタートです。
「通話」を安く抑える方法を考える
「通話料」を抑えるために、下記の「3種類の方法」をご紹介します。ご自身に合うものがあれば嬉しいです。
※ただ下記の方法はいずれも「緊急電話(救急や警察)」や「フリーダイヤル」などへは発信できませんのでご理解ください。
LINE Out(LINE電話)
プリペイドのように、通話したい分だけ前払いで購入し、発信することができる「IP電話」です。
1分:2~3円で「固定電話向け」に発信できるので、国内の固定電話宛に「月に10分~数時間程度」利用するなら、一番オトクです。
ただし「有効期限」があります。期限が切れると消滅します。オートリチャージ設定も選べます。
プランは、大きく下記の2種類に分類
「30日プラン」(有効期限:30日)
日本国内通話
- 「固定電話宛 専用」120円プラン:2円/1分
もしくは、
- 「固定電話&携帯電話宛」390円or720円プラン:6円/1分(一律)
「コールクレジット」(有効期限:180日)
日本国内通話
- 「固定電話宛」:3円/1分
「携帯電話宛」:14円/1分
金額は、120円~6,000円から選べます。
それぞれの発信についてですが、初期設定では非通知での発信ですが、通知設定をすれば「+81」+「先頭の0を除いた自分の携帯番号」が相手に通知されます。
有料プランの場合、通話料はかなり割安ですので、引っ越しや何かの行事で通話がある程度必要なのであれば利用して費用を抑えましょう。
「LINE Out Free」という無料のタイプもあります。
上記の2種類以外に「LINE Out Free」という、発信前に「20秒程度の動画広告」を視聴すれば、無料で3分通話出来るサービスもあります。3分経過すると自動的に終話します。1日5回まで利用可能です。海外向けへは通話できる分数などが変わります。私には、使い道が見い出せませんでした。
「050」アプリ
ネット回線を利用し「050」から始まるIP電話番号で発信します。携帯回線でもWi-FiでもOKです。
SMARTalk
「初期費用・月額基本使用料:無料」のアプリです。番号は選べませんが「050」から始まる電話番号が1つ付与されます。お店などの固定電話にかける必要がある場合に利用しています。(結果的に「LINEアウト」の方が安かったなという経験がありますが。)
- 通話料:8円/30秒(税別)です。
ただ、通話の品質は悪いです。申し訳ないですが、お店の方には我慢していただくしかないです(汗)。利用金額が少なくて、3,000円に満たない場合は、請求が最大3ヶ月繰り越されます。1年利用が無いと解約される場合があるとのこと。
050 plus
「050 plus」という「月々324円(税込)」で「固定電話へ3分8.64円」で通話できるものもあります。「携帯へは1分17.28円」。一部のフリーダイヤルやナビダイヤルにも発信できるようです。
・050 plus | NTTコミュニケーションズ 個人のお客さま
050 Free
(追記:2017-10-10)
一部のフリーダイヤルにも発信できて通話料も格安なブラステルの「050 Free」もおすすすめです。プリペイド式ということと、契約の有効期限(最終入金または最終利用から1年)があることがネック。
10分電話かけ放題オプション
「880円(税別)/月額」の追加で「10分通話し放題」になるオプションです。10分超過後は、通常の半額の「10円/30秒」で通話可能です。「いつでも電話」アプリを利用して発信します。
- アプリ「いつでも電話」と10分電話かけ放題オプションは、アプリ「いつでも電話」を使用して発信するか、音声通話の発信時に「0035-45」を番号の先頭に付けて発信することによりご利用できます。
いつでも電話
050アプリやLINE Outがどうしても面倒なら、いつでも電話から発信しましょう。
いつでも電話(10分電話かけ放題オプション無し)で発信した場合は「10円/30秒」で発信可能です。
感想
いつか電話番号は不要になるのかなとも思いますが、まだ多少着信もありますし、緊急電話やフリーダイヤルへの発信に必要なので「コミュニケーションフリー3GB+音声」で契約中です。
外出中は動画を観ないので、データ3GBが私にはちょうどいいです。2GBだと少ないし、5GBだと多すぎます。そのあたりも相性がいいのかなと感じています。どのくらい安くなるか計算してみて利益があれば、ご自身にあった格安SIMへとにかく早く乗り換えるべきです。次買い替える時は、もっと安い端末に買い替えようと考えています。
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